[lightbox link=”http://fuji.hachiryu.com/wp-content/uploads/vox01.jpg” thumb=”http://fuji.hachiryu.com/wp-content/uploads/vox01.jpg” width=”338″ align=”center” title=”vox01″ frame=”true” icon=”image”]
Appleの事情があるとは思うのですが、ハイレゾをはじめてとしてFlac形式のファイルがこれだけ普及しているならiTuneもFlac形式に対応して欲しいのですが・・・現実はなかなかそうはならずという事で、Macの場合現状ではFlac再生アプリケーションの「Vox」に頼るしかないところ。
そのVoxですが長らくベータ版のままだったのですが、久々のXoxのサイトにアクセスしてみるとなんと正式リリースが開始され、しかもAppStoreからダウンロード出来るようになっていました!
早速インストールしてみるとベータ版に比べてけっこう変化があって進化したところもあれば逆に使い勝手が悪くなった点もあって、正直なところちょっと微妙な事に。
1.基本的にプレイリスト必須のようなつくりが微妙。
旧バージョンがアルバム10曲入ったフォルダの中の一曲をドラッグするだけでアルバム10曲が連続再生出来るようになっていたんですが、新バージョンは一曲のまま・・・アルバムを連続再生するときはアルバムフォルダを丸ごとドラッグするかcueシートを作成する事になります。
2.音量ボリューム操作が2ステップ踏まないとだめのが面倒。
アルバムによって音量ってけっこう違っているので、ボリューム操作はかなり頻度が高いはず。なのに操作しようとすると一度ボリュームアイコンをクリックして表示されるスライダーを操作するというのはかなり面倒。
旧バージョンはその点操作が楽。
[lightbox link=”http://fuji.hachiryu.com/wp-content/uploads/vox02.jpg” thumb=”http://fuji.hachiryu.com/wp-content/uploads/vox02.jpg” width=”386″ align=”center” title=”vox02″ frame=”true” icon=”image”]こちらが旧バージョン。スッキリしてるでしょ?
3.ジャケット表示がイマイチ。
オマケ的な機能なんですがジャケット表示がなぜか新バージョンでは当たり外れが激しい感じですね。コレじゃないだろ!というジャケットを拾ってきたりします。
iTuneとの連携やストリーム再生などの機能が増えて高機能になるのは良いんですが、ならFlacからmp3へのコンバートなどの機能があっても良かったかなって気はします。
とりあえず旧バージョンも混在可能なので、新バージョンをインストールしても旧バージョンをしばらく使えるという点はちょっとホッとしました。
VoxはMac環境でFlacファイルをお手軽に再生出来る貴重なアプリなので次のバージョンアップに期待してますよ!